研究協議会についてAbout

エスタブリッシュ医薬品とは

日本は超高齢化社会を迎え、医療費の大幅な増加が課題となっています。
医療費負担の軽減が可能なエスタブリッシュ医薬品には、長年の使用実績に基づいた、有効性や安全性について豊富な情報があります。
今後より一層重要性が高まるエスタブリッシュ医薬品をお届けすることにより、多くの方のより健康的な生活の実現に向けて尽力していきます。

エスタブリッシュ医薬品とは特許期間が満了した医薬品

※1 長期収載品とは…
新薬として開発・発売されてから時間が経過して「特許期間」が満了し、かつ発売した後に製薬会社が病院やクリニックで実際に使用されたデータを集めて効き目、安全性を再度確認する「再審査期間」が満了した医 療用医薬品のことです。
保険診療で使用できる医薬品を示す、国が定めた価格表に長年にわたって収載されていることから長期収載品と呼ばれます。
※2 ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは…
新薬の「特許期間」および「再審査期間」が満了した医薬品について、厚生労働省の承認を得て製造・販売される医療用医薬品のことです。
定められた試験によって効き目や安全性が新薬と同等であることが確認されています。ジェネリック医薬品は新薬が流通した後で開発を開始するため、患者さんや医療関係者の方々の要望を取り入れたり、新しい技術を 導入することによって、飲みやすくする、飲み間違いを防ぐなどの工夫がされている製品もあります。

エスタブリッシュ医薬品は一般的に特許期間中の新薬より安価であり、患者さん個人の医療費負担を軽くするだけでなく、国全体の医療費抑制にも大きく貢献することが期待されています。

代表挨拶

昨今、ジェネリック医薬品の供給問題が非常に深刻化しており、医療体制を揺るがすような事態となっています。
ジェネリック医薬品だけでなく、長期収載品も含めたエスタブリッシュ医薬品は、処方・供給量だけでなく、財政面でも公的保険を支えており、本産業界を将来に渡り持続可能なものとしていくことが、日本の医療基盤を支えていくことにつながります。本研究協議会で研究していく各課題については、今後、提言という形で公表してまいります。
それが業界に関わる諸問題の解決の一助となれば幸いです。

協議会代表 松森 浩士

概要

名称 日本エスタブリッシュ医薬品研究協議会
(英文表記:Japan Established Medicine Association)
住所 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 18階
設立 2021年7月12日 日本エスタブリッシュ医薬品研究協議会設立
会員
  • あゆみ製薬株式会社
  • 岩城製薬株式会社
  • ヴィアトリス製薬株式会社
  • サンド株式会社
  • 白鳥製薬株式会社
  • 武田テバファーマ株式会社
  • 株式会社メディパルホールディングス

他1社
(五十音別、敬称略)

アドバイザー 唐澤 剛 社会福祉法人サン・ビジョン 理事長、学校法人佐久学園 佐久大学 客員教授
津田 重城 前一般財団法人医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団専務理事
蛭田 修 熊本保健科学大学 品質保証・精度管理学共同研究講座 特命教授
細川 修平 日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会事務局 事務局長

(五十音別、敬称略)

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